株の初心者ですが、ローリスクでハイリターンな投資法はありますか?

株の初心者でも儲かるようなローリスクでハイリターンな投資法などあるのでしょうか。

株の上級者・達人でもない限り、そのような方法は知らないはず。

考えてみましましょう。

■ローリスクでハイリターンはあり得ない世界。

株の初心者でも儲かるような、ローリスクでハイリターンな投資法があるのなら、株式投資のプロ・アマ問わず、誰もが実践しているはずです。

ローリスクでハイリターンな投資法など株式市場には存在しません。

株の初心者のうちからそのような考えをもつのは危険です。

株式に入る前に、まず為替で損失を出した原因を洗い出して反省しましょう。

博打のような、思いつきだけで1点投資をしていませんでしたか。

為替も株も、先が見通せない現代、同じようなスタンスで臨んでは、また失敗するだけです。

■ローリスク・ローリターンから始めて株を知る。

株の初心者であるなら、ローリスク・ローリターンから始めるべきです。

大きな賭をする前に、小さなリスクの中で株式市場を勉強してください。

株の専門家でさえ利益を出すのがむずかしい時代です。

初心者はネットやテレビのちょっとした情報に動かされてしまいますが、そもそもネットやテレビに出てくる情報を後追いしても、株で利益は出せません。

すでに古い情報であり、株を買ったときには手遅れです。

値下がり局面を迎えています。

■株で儲けたいなら、上流に行って現実化していない情報をキャッチすること。

小刻みに売買して少しずつ儲けることです。

株は儲け(売買差益)を欲張ったり、後から追いかけたりしてはいけません。

波の伝達と同じで、遠くで起きた地震をいかに早くキャッチするかです。

そして人よりも早く関連株を買うのが必勝法です。

よほどのことがない限り、小刻みにかけて少しずつ儲けることがベストです。

株の初心者です。分散投資とは何ですか?

株の初心者であれば絶対的にそうして欲しいのがリスク分散投資です。

投資リスクを最小化する方法をお話ししましょう。

■分散投資は株の損失を最小限にする手法。

分散投資、リスク分散投資というのは、株式運用のリスクを最小化するための投資法です。

簡単に言うと、1つの銘柄にすべての資金をつぎ込まないようにして、業界を変えて複数の株銘柄に分散投資することです。

不動産関連株に投資していて株価が下落しても、ITや食品関連など違う業界の株に投資していれば、そちらは下落せずに平穏を保てます。

またA業界が不振でもBとCの業界が好調であれば、トータルでみて運用益が出ます。

投資法の基本がリスク分散投資です。

初心者であれば絶対的に守りたいスタンスです。

■小さい視野でのリスク分散、大きい視野での分散。

上記でお話ししたリスク分散は、言ってしまえば同じ株式市場の中での分散投資なので、かつてのブラックマンデーやルーマンショックのように、株式市場全般が冷え込んでしまうケースもあります。

それでも大丈夫なようにするには、大きな視野でのリスク分散が必要です。

たとえば株ではなく、不動産や金を購入しておくことです。

これは投資ではないので単なるリスク分散ですが、株式市場は絶対ではありません。

元本保証でない限り、株の世界の小さな視野で分散していても危険はつきまといます。

■初心者の場合のリスク分散は、2つの視野を合わせて複合的に考えましょう。

株式だけにのめり込まないことです。

まず小さな視野のリスク分散は、業界をわけて3つの銘柄に投資すること。

大きな視野のリスク分散としては、株式投資から離れて、低額からでも購入できる金に原資の一部を変えておくことです。

株式相場が低調なとき、金の相場は値上がりする傾向にあるので、けっこう助かります。

株の利回り益は、株取引で回した方が有利なのですか?

株の初心者が、始めた直後からデイトレーダーとしての独立を考えるのは無理があります。

運用益に手を付けないというのは、単なるケジメの話です。

■有利というよりは無駄遣い防止策。

株式の運用で得た利回り益は、株式投資の原資として大きく成長させたほうが有利だからです。

有利といっても銀行の複利のように膨らむわけではありません。

利回り益をその都度現金化して使ってしまっては、株式投資の原資がなくなってしまうからです。

一種の無駄遣い防止策でもあります。

これは多くの個人投資家がそのようにしている基本的なお金の使い方なので、株の初心者であれば同じように実践したほうが良いでしょう。

■収入源が1つになったらケジメが大事。

初心者のうちは会社勤めをしながらなので、株式投資は空いた時間の趣味の一部です。

株式の運用益がなくても生活していけますが、会社を辞めて投資だけで一本立ちすると、これまで2つあったサイフが1つになり、運用益しか収入源がなくなります。

そこで個人投資家は1ヶ月の生活費は事前に決めておいて、運用益には手をつけないようにしています。

意識的にタテ分けているだけで、結局は毎月現金化して生活費に使うので同じですが、お金の管理法としては大事なことです。

■株取引の生活だけで独立しても、月に30万円の生活費が稼げるほどの儲けはキープできません。

初心者はまだそこまで考える必要はありません。

株の話をすると、ほとんどの人は上手くいった話ばかりをしますが、現実は赤字の人のほうが多くいます。

勝率としては3割がいいところ。

株で独立するのは無理と考えておきましょう。

運用益には手を付けず、会社の給料の範囲で生活してください。

株の時価総額と言いますが、暴落でゼロになることもありますか?

投資先の企業が大企業で株の時価総額が何兆円あっても、時価は時価。

価値がないと判断された途端にそれは半額になりゼロになります。

投資の基本は守りましょう。

■不振や不祥事が起こればゼロになる。

企業や関連する業界に不祥事・事件が起これば、株価が暴落してゼロになることもあります。

その昔、JALが業績不振から監理ポスト(上場廃止の危機的状況にある株、株主への警告)に入り、その後に国の支援で立ち直るまでのあいだに株価が暴落。

株を売却し損なった株主の株は紙くずになりました。

最初に1つアドバイスしておきますが、株の初心者が、破産を視野に入れながら300万円もの資金を一度に投資するのは無謀すぎます。

絶対にやってはいけません。

■株と賭け事を混同してはいけない。

初心者に対して言いたいことは、株は賭け事ではないということです。

プロでも300万円の大金を投じるには相当の読みと覚悟が必要です。

破産しない方法を考えるより先に、破産するような自殺行為はやめるべきです。

初心者のうちは小口分散投資に徹して、銘柄ごとに10万円~30万円程度で抑えるべきです。

小口分散投資はポートフォリオといって、投資スタイルとしては正攻法、セオリーです。

また預貯金のうちの10%程度を株に回して、あとは別の保全策を講じましょう。

■株で破産しない方法などありません。

投資比率を考えて、株にすべての資金をつぎ込むことはしないことです。

とくに初心者には忠告しておきます。

仮に300万円が全財産だとするなら、100万円以上は現金で保有しておきましょう。

残りのうちの100万円は投資信託でプロに任せ、あとの100万円で株をやるなら破産は免れます。

さらに100万円を4つくらいの業界別の株式銘柄に分けて分散投資します。